少し情報が遅れましたが、foobar2000のDSD再生をするためのコンポーネントの1つ「ASIOProxy」がバージョン0.9.4.1になりました。
バージョン0.9.4.1のリリースは、Interim(=暫定扱い)になり、さらにリリースノートが出ていないため更新点は全くの不明になります。
このコンポーネントの旧バージョンでは、DSD Native方式によるDSDネイティブ再生ができましたが、今の仕様では非常に中途半端なDSD Native再生しかしていないため、推奨できるコンポーネントではないというのが実情であります。
現在のfoobar2000では、Super Audio CD Decoderというコンポーネントを利用した場合にDoPによる再生が可能になっています。ところが、これだとDSD Nativeにしか対応していないDACではSuper Audio CD Decoderコンポーネントから出力されたDoP信号をDSD Native方式に変換する必要があります。
現状のASIOProxyの仕様では、例えば192kHzのPCMストリームとDoP64のPCMパックされたDSDストリームを区別できないため、192kHz/24bitのリニアPCMはリニアPCMとして再生、DSD64はDSDとして再生ということができなくなってしまいます。
どうしてもfoobar2000でDSD Native方式のDSDネイティブ再生をしたい場合は、当サイトの日本語化部門にある「DSDネイティブ再生(foobar2000でASIO 2.1編)」をご覧ください。
Super Audio CD Decoder – Browse /Interim at SourceForge.net
コメントを残す