筆者がたまたまTwitterを見ていたら、タイムラインにiPhoneで高音質化を追求するというテーマの記事が流れていました。
通常であればそのままスルーするものですが、一般的じゃない方法が紹介されており個人的に面白いと感じたので、皆さまにも紹介したいと思った次第です。
通常iPhoneとDACをつなぐ場合は、Lightening接続対応したDACをつなぐ必要があります。ところが、記事内では以下の2段接続を行っています。
- 「Lightning USBカメラアダプタ MD821AM/A」をiPhoneに接続する
- 上記アダプタにUSB DAC「Hifime Sabre 9018 DAC」を接続する
- あとはDACにイヤホンを接続する
この接続方法を採った場合のハードルは、消費電力になるとのことです。記事内で以下のようにある通り、USBカメラアダプタの電流量は200mAと大変小さく、接続できる機器の制約を受けるとのこと。そのため選定されたUSB DACが「Hifime Sabre 9018 DAC」になっています。
前回、下記の記事で今回使用する「HiFime 9018 Sabre DAC」についてそのスペック等についてまとめたけど、iPhoneでDACを使用する場合は、特にその消費電力(電流)が重要なポイントとなっている。
爆誕!「Hifime Sabre 9018 DAC」!
新型 HiFime Sabre 9018 DAC レビュー①(外観&使い勝手編)その理由についてだけど、「Lightning – USBカメラアダプタ」からUSB機器に供給できる電流量の最大値がたったの200mAに制限されているからだ。
一般的に500mAが供給できることがUSBポートの標準規格となっている事からも、この値が如何に小さいかが理解してもらえるだろう。
この電流量の制約により、「PCでは動作するUSB機器がiPhone接続では動作しない」なんて事がよくあり、この点は特に注意が必要なポイントとなっている。
もちろん、USB DACがiPhoneの電力を消費していくため、電池の減りはイヤホン直指しより加速します。ブログの筆者の方はきちんと電力消費面の考察まで行っており、消費ペースは実用の範囲内としています。
筆者は「モバイル機器は軽くてナンボ」という携帯性を最重視する性格であるため、重くて携帯性を損ねるポータブルアンプはもってのほかと思っていました。このような方法であれば適度な重さに保ちつつ音質を維持できるため、よりベターな方法ではないかと感じた次第です。
詳しくは、オモロダイブさまの記事をご覧ください。
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