今回は日本国内のハイレゾ音楽サイトの紹介になります。
国内の音楽ハイレゾサイトは、もちろん国内レーベルの音源が多く、サポートもきちんとしています。その反面、海外レーベルの音源が割高で売られており高値で買わざるを得ないというデメリットがあります。
e-onkyo music
筆者の記憶では2008年にDRM付きのWMA Losslessという最悪のフォーマットから始まり、その後SONYがハイレゾを推進したあたりから同時に盛り上がり始めました。
オールジャンルを取り扱っています。また、新しいフォーマットの導入にも積極的で、国内では初めてMQAでエンコードされた音源の配信をスタートしました。
mora
moraは、ソニーが運営しているハイレゾ音楽サイトです。
ハイレゾ対応のウォークマンを始めたのと同時に、ハイレゾ音源の配信を始めました。これまではe-onkyo musicのみが頑張っていましたが、ソニーがmoraを通してハイレゾ推進を始めたあたりから、国内ではハイレゾが盛り上がり始めました。
注意点は、ハイレゾ専門サイトではないことです。購入の際は注意が必要です。
music.jp
music.jpは、ガラケーの着うたの時から音楽配信を扱っている老舗に当たります。オールジャンルで品ぞろえが多いのが特徴です。
こちらもハイレゾ専門サイトではないことです。購入の際は注意が必要です。
HQM STORE
HQM Storeは、オーディオ機器メーカーであるクリプトンが運営しているハイレゾ音楽サイトです。
取り扱いジャンルはほぼ8割がクラシックと、非常に狭い分野に特化しています。その分、ここでしか買えない室内楽メインのレーベルの音源が存在します。
また、国内サイトでは珍しいALAC(Apple Lossless Audio Codec)形式のファイルも扱っています。
クラシックが好きな方は、他のサイトにはない音源を発見できるでしょう。
VICTOR STUDIO HD-Music
→2017年5月末をもってサービスが終了になります。
VICTOR STUDIO HD-Musicは、オーディオ機器メーカーであるJVCケンウッドが運営しています。
もともと自社のレーベルを持っている会社なので、JPOPにも強く、オールジャンルを扱っています。
(や) says
OTOTOYが抜けていないでしょうか。
規模はそれほど大きくありませんが、たしかDSDの配信を一番最初に始めたのはここだったはずです。http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/387513.html
katgum says
どうしても私の主観になりますが、OTOTOYはサイトそのものが使いにくく、あまり購入先としてお勧めできないと思っており、敢えて紹介サイトから除外しておりました。
もう少しサイトを詳しくみてみて、良さそうであれば載せたいと思います。