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取り込み完了時に「正確にコピーされたか確認できませんでした」と出た場合の対処方針

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CDを取り込んでいると、取り込み完了時に「正確にコピーされたか確認できませんでした」という結果に遭遇することがあります。本テクニカルノートでは、そのような結果に遭遇した場合の対象方針を解説します。

Contents

  • 1 曲情報の整合性を調べるAccurateRipという存在
  • 2 不一致が起きた場合の対象方針
    • 2.1 不一致が起こり続けるが、トラック品質がほぼ100%である場合
    • 2.2 不一致が起こり続けており、トラック品質の値が低い場合

曲情報の整合性を調べるAccurateRipという存在

EACでは、AccurateRipというプラグインが同梱されており、デフォルトではこれが有効になっています。AccurateRipは、「そもそもドライブ単体のクローズな環境では、そのCDが正確に取り込めたかわからない。だから、取り込み結果をインターネット上のデータベースと照合して、真に正確に取り込めているか確認する」という考え方に基づいています。

AccurateRipを有効にすると、CDを取り込んだ際のトラックとインターネット上のデータベースに登録されているCRCチェックサムの照合を行います。照合を行った結果、双方の値が異なるとEAC上で「正確にコピーされたか確認できませんでした」という結果になります。

以下は、AccurateRipのデータベースと照合した結果、一致しなかった場合の例になります。

上記の画面から上にスクロールすると、どのトラックが一致していないかを確認することができます。

不一致が起きた場合の対象方針

以下が筆者が取っている対応方針になります。

不一致が起こり続けるが、トラック品質がほぼ100%である場合

特に問題視しなくても大丈夫です。

トラックを全く問題なく読み込むことができると、EACの取り込み結果ではトラック品質が100%になります。万が一、うまく読み込むことができなくてエラー訂正が働いた場合、きちんとエラー訂正が働いた場合はトラック品質は99%台の後半の値になります。

この場合は、AccurateRipのデータベース上と一致はしないものの、正確に読み込めている可能性が極めて高いと判断できます。

不一致が起こり続けており、トラック品質の値が低い場合

該当するトラックをうまく取り込めていない可能性があります。

CDをいったん取り出し、汚れがある場合はふき取ってみます。可能であれば、別のドライブを用意し取り込みを試してみます。

それでもトラック品質が低い場合、実際に再生してみます。聴覚上問題ないようであれば、正確に取り込まれてはいない状態ではあるものの、妥協するしかありません。

聴覚上問題がある場合は、これ以上どうしようもないため諦めるしかありません。

それでも諦められない場合、同じCDを入手して再度取り込みを確かめてみます。また、パイオニア製品のような音楽CDの読み込み性能の高さを謳ったドライブを購入し、きちんと読み込みできるか試してみます。

Pioneer パイオニア Ultra HD Blu-ray UHDBD再生対応 USB3.0 クラムシェル型ポータブルブルーレイドライブ BDR-XD06J-UHD

 

 

 

 

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