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Home 技術ネタ イヤホンメーカーの方が教えてくれる好ましいエージングの方法は?

イヤホンメーカーの方が教えてくれる好ましいエージングの方法は?

Posted on 2017年5月23日 Written by katgum Leave a Comment

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オーディオ機器は、音を流し続けてエージングすると、オーディオ機器が持つ本来の音が出るようになると言われています。筆者は面倒くさがりなので、普段から聴く音源を繰り返し再生することによって、それをエージングとしています。

Twitter覗いていたら、イヤホンメーカーfinalのスタッフがフォロワーの方々に丁寧にエージングに関するQ&A対応をしていました。ポータブルオーディオをやっている方には大変参考になるものなので、ご紹介したいと思います。

Contents

  • 1 finalスタッフの方の見解
    • 1.1 エージングをする場合はピンクノイズが有効、しかし低周波は危険
    • 1.2 エージングにおいて低周波が危険という具体的理由
    • 1.3 普段聴いている音源でエージングするのがベストかもしれない
  • 2 最後に注意点

finalスタッフの方の見解

エージングをする場合はピンクノイズが有効、しかし低周波は危険

@final_staff 自分はヘッドホンのエージング用として「ピンクノイズに正弦波スィープ(0Hz~22.05khz)を混ぜた音」を流してるのですが…エージングに最適な音ってあったりするのでしょうか…?

— Yama提督(K-Yama) (@Yama_0910e) 2017年5月11日

@final_staff なぜ低周波だと危険なのでしょうか?イヤホンなどのエージングでも同様ですか?

— ふみP@不定期ブロガー (@sayagen0615) 2017年5月21日

エージングにおいて低周波が危険という具体的理由

@final_staff なぜ低周波だと危険なのでしょうか?イヤホンなどのエージングでも同様ですか?

— ふみP@不定期ブロガー (@sayagen0615) 2017年5月21日

簡単に言うと、振動板が設計の想定を超えた過大な動きによって破損するからです。周波数が低くなるほど動きは大きくなります。こうしたエージングによる不具合は無償保証の対象外となってしまいます。 https://t.co/sGDGQMbY0W

— final_staff (@final_staff) 2017年5月21日

@final_staff やはり大音量のエージングは負荷が大きいのですね…自分もなんとなくそんな気がして大音量でエージングするのは避けていたのですが、連続でエージングするのもあまりよろしくない…と。エージング音源を作る時は敢えて無音を入れて休ませた方が良いのかも…?

— Yama提督(K-Yama) (@Yama_0910e) 2017年5月22日

普段聴いている音源でエージングするのがベストかもしれない

@final_staff つまりは不自然に鳴らしこまず、普段通りに使い続け、Eシリーズであれば150〜200時間を過ぎたあたりからエージングの効果が出てくるということでしょうか?

— ™®たくみん (@mhmeteor) 2017年5月22日

エージングが話題っぽいけど、自分は聞く音楽でエージングしてるなぁ
それがメーカーの理想通りかわからないけど、自分の好みに合う音になると思う。

— hiro (@FI_BA_AL) 2017年5月22日

多分それがベストではないかと考えております。 https://t.co/oAybRKJFVz

— final_staff (@final_staff) 2017年5月22日

最後に注意点

今回はfianlのスタッフの方の見解を掲載しましたが、やり取りの中にもある通り「エージングという現象のメカニズムが明確ではない」ため、あくまでもfianlのスタッフの方の見解ということにご注意ください。

ただし、低周波音が機器への負担になるのは確かであるため、このポイントは押さえるようにすると良いでしょう。

final ダイナミック型ドライバ―ユニット搭載 カナル型 イヤホン E2000 / E3000 【FI-E2DAL】【FI-E3DSS】 (アルミニウム E2000)

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